男性育休を取得して良かったこと3選!取得者にしか気づきにくいメリットも
1年間育休男の「うひろ」です。
育休取得を開始して、3ヶ月になり、仕事以外の親戚や友人と会う機会も増えてきました。
育休取得の感想をよく聞かれるので、自分の中で改めて考えてみました。
「子供の成長を近くで見届けられる」
「仕事をしなくていいので、時間的な余裕がある」
という一般的な感想以外に3つ、男性育休を取得してよかったことを紹介します。
- 育児だけでなく、家事レベルもアップする
- 妻と赤ちゃんの写真を沢山残せる
- 親や親戚に喜ばれる
具体的なエピソードも交えて紹介していきます。
育児だけでなく、家事レベルもアップする
育児休業を取得することで、育児の時間が長くなるため、育児レベルは上がると思っていました。
- ミルクをあげる
- 着替えさせる
- おむつの交換をする
- お風呂にいれる
- 寝かしつける
このような育児の基本的な能力が一般的な男性よりはつきそうだと。
育休後3ヶ月の実感では、育児とともに家事レベルも上がったのが、意外な収穫です。
- 料理(退院後の妻が動けないため、自分が担当)
- 掃除(不衛生にならないように細かく行う)
- 食材・備品の在庫管理
大人として、当然できることかもしれませんが、育休取得前の僕はほとんどできませんでした。
キッチンに立って料理をすることはなく、掃除も週に1回ルンバにおまかせ、家庭内の食材や備品の管理も妻任せでした。
特に、妻の入院後に細かな家事を集中的に行うことで、家事レベルが上ったと感じています。
お風呂場やトイレの雑貨在庫に気を配り、冷蔵庫にある料理をうまく消費できる料理を作って、育児の合間には家電などを拭き掃除。
家事のルーティンが出来上がり、できていないことがあると「どこか気持ち悪い」という感覚になっているというほどです。
仕事に復帰してからも、ある程度の家事はこなせるという自信がついたのは、長期の休暇をとったからだと考えています。
(仕事をしながら、すべての家事をこなしている方には頭が下がります。)
妻と赤ちゃんの写真を沢山残せる
これは、芸能人の方からのアドバイスで、日常生活で意識していることの1つです。
息子・娘が生まれると、夢中で毎日のように写真を撮って記録に残すという人は多いでしょう。スマホが普及した昨今であれば、高画質の画像・動画を手軽に保存できます。
一方で、「妻と赤ちゃん」が一緒に映っている写真は多く残っていないという家庭も多いといいます。
イベントの時に「家族の写真」、休日に「父親と子供の写真」は特別感があり、撮ることも多くなると思いますが、
女性が育児を中心に行い、男性が仕事を中心に行っている場合、日常生活である「母と子」の写真が少なくなりがちです。
理由は簡単で、日常生活を撮影する人がいないからですね。
男性育休を取得することで、自分が「妻と子供」の撮影者になることができます。
仕事をしていながらでもできることですが、時間的余裕がないと、どうしても赤ちゃんだけに注意が行きがちになると思います。
妻と子供の写真を撮ることで、妻にとっても「育休をとってもらってよかった」と思ってもらえるでしょう。
このアドバイスをくれた方は「TVプロデューサーの佐久間宣行」さんです。
『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』で話していて、「自分は必ずやろう」と意識するようになりました。
子供の誕生3ヶ月記念は、妻の出産3ヶ月記念ということで、2人の写真を撮るようにしています。
親や親戚に喜ばれる
親や親戚からも、喜びの声が多く、自分にとっては意外でした。
年長世代は「男は仕事、女は育児」という考えが根付いているように思いましたが、自分の親族では違いました。
それぞれの両親と生後100日のお食い初めの儀式を行うために集まった時に、母から言われた言葉が印象に残っています。
うちは、旦那が仕事ばっかりでお風呂にいれたのも1回か2回、おむつを替えたのも長男の時に1回だけだった。
それなのに、この数ヶ月であなたは、抱っこしたり、おむつ替えたり、お風呂入れたりしているのを何回も見ている。
旦那に似なかったのか、好きでやっているのかはわかんないけど、ちょっと感動しちゃった。
母からの言葉を聞いて、休みをとって子育てに専念できる時間が取れてよかったと思いました。少し泣きそうになりました。
母から、父への恨みのようなものも感じましたね・・・笑
写真を取る余裕があるため、家族の写真を頻繁に親・親族に共有しています。
「みてね」というアプリを活用すると、簡単に親や親族と画像が共有できます(有料プランもあるみたいですが、僕は無料プランで使っています)。
【2022秋】木曽路でお食い初め!メニュー・料金などをレポート
まとめ:男性育休には意外なメリットも多い
男性育休を取得して気づいた意外なメリット3選を紹介しました。
仕事をする時間を削って、子供と過ごす時間が増えることの他にも、取得前には気づかなかった育休のメリットを感じる可能性は高いと思います。
他にも、実際に1年間の男性育休を取得したリアルな感想などをまとめていますので、併せてお読みいただけると嬉しいです。