男性育休取得して、何する?2人で休むメリットは大きい
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友人に育休取得を告げ始めた「うひろ」です。
育休を取得していることを友人に告げると、普段どんな生活してるの?
とよく聞かれるようになりました。
- 長期間、育休を取得しても暇じゃない?
- 奥さんは何してるの?
- 2人で家にいると息苦しくない?
このような意図で質問をしているのだと思います。
もちろんフルタイムで仕事をしている人よりは、暇な時間も多いですが、育休期間だけではない長期的なメリットがあると考えています。
- 2022年7月から1年間の男性育休を取得中
- 1989年生まれ、30代埼玉県在住
- 2022年5月誕生の息子と、妻と3人暮らし
- 育児に家事に奮闘中!
- 男性育休の取得を応援する「1年男性育休記」管理人
育休中の1日のスケジュールと併せて、僕の考える2人で育休を取得するメリットを説明していきます。
育休中:外出しない1日のスケジュール
外出しないで、妻と子供と3人で暮らす一般的なスケジュールは以下のような流れです。
行動 | |
9:00 | 起床・朝食 |
10:00 | 洗濯(or掃除)・読書 |
12:00 | 昼食 |
14:00 | 買い物 |
15:00 | おやつ・ブログ |
17:00 | 夕食準備・入浴準備・洗濯取込 |
18:30 | 夕食 |
19:30 | 入浴 |
21:00 | 自由時間(テレビや調べ物など) |
23:00 | 就寝 |
ざっくりと自分の生活の流れを記しています。
深夜帯は寝かしつけ、1〜2回の夜泣き対応をしています。
また、日中に赤ちゃんのオムツ替えやミルク、入浴、あやしなども行っていますが、細かくなりすぎるので書いていません。
読書やおやつの時間もありますが、抱っこしながらやっていることもあるので、「ゆとりのある休日」というイメージではないかもしれません。
2人で休む必要ある?
前章のスケジュールを見て、「1人でできそう」という方も多いでしょう。
実際に、1人で育児をしている方も同じようなスケジュールになるのではないでしょうか。
(子供が2人以上いる場合は送り迎え等で、もっと大変でしょうね。)
僕は、2人で育休を取るメリットは大きいと考えています。
「1人での育児は大変で、2人でやれば長期的にリスクヘッジになる」からです。
1人での育児が大変でノイローゼになる人もいる
僕が育休を取得する際に、職場の上司・同僚に挨拶に回ったのですが、「私は育児ノイローゼだったから、しっかり奥さんを助けてあげてね」という言葉を複数人からもらいました。
「育児ノイローゼ」という言葉を知っていましたが、実際になっている人の話を聞いたことがありませんでした。
- 赤ちゃんが泣き止まない
- 赤ちゃんについて相談しづらい
- 夫に手伝ってもらいたいけど、「俺は仕事がある」と言われる
こんな悩みを持ちながら、育児をしていたという話を多く聞きました。
全員がノイローゼになるわけではないですが、「里帰り出産・育児」のように、複数人で育児を行うことで、1人の負担を減らすということは行われています。
男性が育休を取得して、2人で育児を行うのもなにもおかしくありません。
2人での育休は長期視点でのリスクヘッジになる
2人で休むことは、長期視点でのメリットもあると考えています。
出産後は、「妻は育児、夫は仕事」と分担して、それぞれが自身の役割に専念することで家庭内分業がうまくできるかもしれません。
しかし、長期的視点ではリスクが大きいとも考えられます。
会社の事情や病気等で、夫が仕事を続けられなくなった場合の、選択肢がほとんどなくなってしまいます。
妻は育児に専念してきたため、仕事に復帰は難しい。また、夫も家事育児は妻に任せてきたため、妻と入れ替わりで家事をすることは難しい。こんな状況も考えられます。
2人で育休を取得していれば、家事育児がお互いにできて、相手の業務負担の大きさも理解できます。
どちらかが休んで、どちらかが働くということがしやすくなります。
この考え方に似たことが「尾石晴」さんの『ライフシフト習慣術』という書籍に書かれていて、僕は非常に共感しました。
資格取得や副業という選択肢も
「育休中に資格取得でもすれば?」というのは、男女ともによく言われることだと思います。
育休を取得してみて、確かに資格取得という選択肢はあると思います。
家にいる時間が長くなりますし、テレビや読書の時間を全て試験勉強に当てれば、十分に合格が狙えると思います。
ただ、資格取得などに挑戦できるかは「個人次第」だと思います。
育児ノイローゼになるくらいの人もいるわけですから、「育休=時間のゆとり=資格取得」と簡単にはいきません。
資格勉強が気分転換になるという人もいるでしょうから、できる人はやればいいですが、安易に「育休中は楽だから、資格勉強できるじゃん」という考えには賛同しません。
資格取得と併せて、育休中に在宅ワークの副業を始めたという人もいるようです。
副業に関しても、資格取得と一緒で「やりたい人はやればいい」という考えです。
(それ以前に、副業禁止の会社も多いですが・・・)
まとめ:2人での育休で選択肢が広がる
「男性育休の1日のスケジュール」と「2人で取得する必要があるのか」ということについて、解説してきました。
2人での育休は必要ないという考えも多いですが、長期的視点で考えると2人での育休は将来の選択肢を拡げると考えています。
「育休が昇進を妨げて、選択肢を狭める」という意見は「古い考え」だと思ってしまいます。
まずは、育児家事を2人で行って、やれる人は資格勉強などをしてもいいと思います。
赤ちゃんの泣いている理由がわからず、予定通りには行かないかもしれませんが、それも経験ですね。みなさんの育児を応援しています。